動画のコメント返し①
2012年4月29日 東方でMTG コメント (4)
※まだ当動画を見ていない方は、ネタバレ注意です。
いつも「東方でMTG」を御覧頂いてる皆様、ありがとうございます。
MTGは複雑なゲームなので、ピンからキリまで全てのことを
動画内で説明をすることがどうしても難しいのですが、
皆様のコメントでの
のような会話で色々補完して頂くことで、
よりわかりやすい動画になっている節があります。
ありがたいことです。
しかし、疑問のコメントがされているだけで、
解説のコメントを頂けていない箇所も幾つかあります。
僕がコメントを動画に書き込むのも何か違うかなー、と思い、
時々Twitter上で解説的なことをつぶやいていましたが、
せっかくなのでDNにも書いてみようと思います。
第一話 10:10辺り
『スカーク炎の司令官』を起動した直後。
MTGでは基本的に、
インスタントタイミングで出来ることは、相手のエンド前に行うのが正解。
という定石があります。
いろいろな理由があるでしょうが、一番わかり易いのは、
相手のソーサリータイミングにマナを立てておくべきということです。
『対抗呪文』を抱えていても、マナがなければ意味が無いですから。
ですがエターナルだとこの定石通りにはいかないことが多々あります。
主にこいつらのせいです。
①『もみ消し』
②刹那呪文
③『Force of Will』
こいつらの存在により、スタンダードなどに比べると、
相手にターンを渡すことが危険になります。
相手のターンエンドまで待つということは、
これらのカードを引かれる可能性があるということです。
スタンダードなら能力は基本的に打ち消されないので安心なのですが、
エターナルでは『もみ消し』によりわずか1マナで対処されます。
刹那呪文は一度プレイされると対抗策が殆どありません。
『Will』はマナがかからないので、引かれるだけでアウトです。
第一話での魔理沙側は、『タール火』を抱えていたので、
『炎の司令官』の効果を通した上で、
ターンが帰ってくれば勝利確定でした。
作中のセリフのとおりに、魔理沙側は速攻付加は全く想定していません。
となると、刹那や『もみ消し』で『司令官』が潰される前に
能力を起動しておくのが正解となります。
もちろん、幽香側の陣営から刹那除去や『もみ消し』が
飛んでくるとは到底思えません。
しかし、速攻付加も同じくらいありえないと思っている以上、
速攻と刹那、どちらをケアするのも「あり」な戦略と言えます。
(似たような理由でメインで動いてる場面は、
他の話数でも度々登場します。)
第十九話 19:30辺り
ブロック指定の直後。
妖夢側が余程の下手でない限り、『イチョリッド』をブロックすると
ゾンビが『黄泉からの橋』から湧いてきます。
『イチョリッド』をブロックで倒してしまうと
『橋』の追放とゾンビの生成が同時に誘発し、
普通は『橋』の追放が後に解決されるようにスタックに載せるからです。
第十九話 15:44辺り
妖夢側の大発掘の最中
最近の発掘デッキは『盲信者』は1枚しか積まれないことが多いです。
妖夢側は実際に1枚しか無いことを知っているので、
もう追放された『盲信者』には全く期待していません。
となると、このターンに出したクリーチャーが速攻を得ませんので
戦闘前に大発掘を行なってもチャンプブロックによる
『黄泉からの橋』の追放のリスクが発生だけです。
というわけで戦闘後に動くのが妥当、と言えます。
いつも「東方でMTG」を御覧頂いてる皆様、ありがとうございます。
MTGは複雑なゲームなので、ピンからキリまで全てのことを
動画内で説明をすることがどうしても難しいのですが、
皆様のコメントでの
「なんでこんなプレイングするの?」
「〜のケアをするため。」
のような会話で色々補完して頂くことで、
よりわかりやすい動画になっている節があります。
ありがたいことです。
しかし、疑問のコメントがされているだけで、
解説のコメントを頂けていない箇所も幾つかあります。
僕がコメントを動画に書き込むのも何か違うかなー、と思い、
時々Twitter上で解説的なことをつぶやいていましたが、
せっかくなのでDNにも書いてみようと思います。
第一話 10:10辺り
『スカーク炎の司令官』を起動した直後。
「なんでメインに打つの? アホなの?」
「これ、幽香の攻撃まで待つべきなんじゃ……」
他数件
MTGでは基本的に、
インスタントタイミングで出来ることは、相手のエンド前に行うのが正解。
という定石があります。
いろいろな理由があるでしょうが、一番わかり易いのは、
相手のソーサリータイミングにマナを立てておくべきということです。
『対抗呪文』を抱えていても、マナがなければ意味が無いですから。
ですがエターナルだとこの定石通りにはいかないことが多々あります。
主にこいつらのせいです。
①『もみ消し』
②刹那呪文
③『Force of Will』
こいつらの存在により、スタンダードなどに比べると、
相手にターンを渡すことが危険になります。
相手のターンエンドまで待つということは、
これらのカードを引かれる可能性があるということです。
スタンダードなら能力は基本的に打ち消されないので安心なのですが、
エターナルでは『もみ消し』によりわずか1マナで対処されます。
刹那呪文は一度プレイされると対抗策が殆どありません。
『Will』はマナがかからないので、引かれるだけでアウトです。
第一話での魔理沙側は、『タール火』を抱えていたので、
『炎の司令官』の効果を通した上で、
ターンが帰ってくれば勝利確定でした。
作中のセリフのとおりに、魔理沙側は速攻付加は全く想定していません。
となると、刹那や『もみ消し』で『司令官』が潰される前に
能力を起動しておくのが正解となります。
もちろん、幽香側の陣営から刹那除去や『もみ消し』が
飛んでくるとは到底思えません。
しかし、速攻付加も同じくらいありえないと思っている以上、
速攻と刹那、どちらをケアするのも「あり」な戦略と言えます。
(似たような理由でメインで動いてる場面は、
他の話数でも度々登場します。)
第十九話 19:30辺り
ブロック指定の直後。
「何故イチョリッドをブロックしない」
妖夢側が余程の下手でない限り、『イチョリッド』をブロックすると
ゾンビが『黄泉からの橋』から湧いてきます。
『イチョリッド』をブロックで倒してしまうと
『橋』の追放とゾンビの生成が同時に誘発し、
普通は『橋』の追放が後に解決されるようにスタックに載せるからです。
第十九話 15:44辺り
妖夢側の大発掘の最中
「戦闘後にやるのか・・・」
最近の発掘デッキは『盲信者』は1枚しか積まれないことが多いです。
妖夢側は実際に1枚しか無いことを知っているので、
もう追放された『盲信者』には全く期待していません。
となると、このターンに出したクリーチャーが速攻を得ませんので
戦闘前に大発掘を行なってもチャンプブロックによる
『黄泉からの橋』の追放のリスクが発生だけです。
というわけで戦闘後に動くのが妥当、と言えます。
コメント
ドレッジのプレイング勉強になります。
メインで動くのも大事ですが、相手が青マナ立ててるときはフェッチは相手のアップキープに切ってもいいんじゃ?と思ったことがありました(たしか十八話)。
これからも楽しみにしています!
ご視聴ありがとうございます。
確かにそのタイミングのほうが、あいてのマナを拘束できていいですよね。
しかし動画内では、動画のテンポを優先するために、最善ではなく
次善ぐらいのタイミングでのプレイングになってしまうことが時々あります。
最近はできる限り避けるようにしていますが、
そういうこともあると言うことで何卒ご容赦下さい。
これからも当動画をよろしくお願いします。
さて、第一話についてちょっと腑に落ちない点がいくつかあったので質問させて頂きます。
まず「スカークの炎の司令官」をソーサリータイミングで起動している事について、主に「もみ消し」と「突然の死」へのケアだとされていますが、相手が白緑っぽいことを考慮すると
「恭しきマントラ」「チョー=マノの祝福」「時間の孤立」
あたりへのケアだとしたほうが適切ではないでしょうか。まあ結局速効付加と両天秤にかければどちらが正しいとは言えないはずですが。
あと、動画内で空位の玉座の印章をプレイしたターンにエレファントグラス2枚で天使を水増ししていますが、グラスの代わりに独房監禁のサーチのための真の木立ちを貼っておけばタール火を無効化できるので余裕で勝てたと思います。ドローしていても木立ちを引けなかったともとれますが、ひょっとして1話目と7話目以降の幽香のデッキは構成を大きく変えているのでしょうか?(新緑の女魔術師が木立ち・独房の代わりに入ってる的な)間違った考察でしたら申し訳ないです
最後に非常にどうでもいい質問なのですが、なぜ「エレファント・グラス」やら「鉄びし」やらは、飛行クリーチャーにも影響するんでしょうか……「炎の円」を見習ってほしいものです。
このブログを初見だったので、前から気になっていた点を該当の過去記事に長々と書く形となり、失礼しました。
次の動画も楽しみに待っております。
>いつも良質MTG動画楽しみに見ています。
ありがとうございます。
>まず「スカークの炎の司令官」を………
シリーズ全般におきまして、「何でメインで動くの?」との疑問が多く
寄せられたので、エターナル環境に対する一般的な視点として刹那や
『もみ消し』を例示させて頂きました。
もちろん、同時に『マントラ』などのトップデッキもケア出来ています。
>あと、動画内で空位の玉座の………
エンチャントデッキに関しましては、作中の台詞にありますように、
デッキの構成が少なくとも一話と七話では異なっています。
何がどう異なっているかはご想像にお任せします。
>最後に非常にどうでもいい質問なのですが………
「フレイバーを追いすぎて実際の効果に反映させ過ぎるとクソゲーになる。」
と、とあるプレイヤーがおっしゃっていました。
ストーリー性よりゲームありき。というのが、
数あるTCGの中でも、MTGのいいところだと思います。
>次の動画も楽しみに待っております。
鋭意作成中であります。もう少しお待ち下さい。